ノリッジ戦@キャロウ・ロード 雑感と採点

首位浮上のチャンスをみすみす逃すニルニルドロー。中盤で回すばっかりで、なかなかシュートに持って行けず。うーん。 やはりナスリとジーニョが不在という状況では、相手の隙間で受ける⇒スルーパスという攻めの根幹が上手くいかない感がある。あとナバスが…

マンチェスター・シティ 選手の思い出 その3

FW編続く ■エミール・ムペンザ ベルギー代表 4 July 1978 2007-2008 100mを10秒台で走るという噂でそれなりに名前が知れたベルギー代表のストライカー。恐らくついぞそのスピードをフルに発揮したことはないのだろうが。コッラーディがクソだったおかげでそ…

チェルシー戦雑感と採点

0−1。ホーム連勝記録途切れる。お主も流石よのうジョゼ、と思わざるを得ない見事な作戦勝ちだったと思います。チェルシーは。やる前は平気で16世紀くらいのサッカーしてくるかと思いましたけど。まず足下が怪しいDF陣にプレスを掛けまくってビルドアップを阻…

ウィンター・トランスファー・ウィンドウ・チャンピオンシップ・クロニクル

イングリッシュ・プレミアリーグのボトム10のあいだで冬の移籍期間に行われる「的外れ補強選手権」は、ともすればビッグクラブの間だけの関心ごとでしかない優勝争いよりもはるかに熾烈で、エキサイティングなものとなっている。2014年のウィンター・トラン…

2013/14 前半戦成績簿(FW編)

■セルヒオ・アグエロ:8 昨年のシュート外し病を克服、ホイホイ点を取るエース様が戻ってきました。チビ短足を腰回りの筋肉で補ってるタイプなので、腰のキレが戻ってきたのがでかい。ブラックバーン戦リプレイのゴールとか、ファーストタッチで足を振り回せ…

2013/14 前半戦成績簿(MF編)

■ヤヤ・トゥレ:7.5/中盤センター・トップ下(守備固め時) 神様仏様トゥレ様。あるいは、守備からある程度解放してやるとこんなにすごいのかという。もはや暴力的な決定力。 もともとマンチョはヤヤの守備に向かない性格を分かっていて、最初は4−2−3−1のト…

2013/14 前半戦成績簿(GK・DF編)

【GK】 ■ジョー・ハート:5 昨シーズンから続いた挙動不審が悪化し、ついにチェルシー戦でやらかして一時期サブに。シュートを止める能力(だけ)が売りなのに、その勘もさっぱりの状態になってましたが、2ヶ月くらいたってスタメンに戻ってきてからはある程…

Jリーグをろくすっぽ見ていない男がやるロシアW杯展望 #5 セカンドトップ編

最近、中盤が4枚だと守り切れないので純粋な2トップやめます、みたいなチーム多くないですか。多いですよね。 つまり世の1トップが勤まらないセカンドトップにとっては、相手のDFラインとMFの間でボールを受け、スルーパスやシュートを狙うという元々のプ…

Jリーグをろくすっぽ見ていない男がやるロシアW杯展望 #4 サイドハーフ・ウィング編

こないだ書いた茨田、Youtubeで見たら思ったよりもアタッカーでした。ろくに見てないからこういうことがね。ザック時代はやけにカットインタイプのドリブラーが使われていた中盤両サイド。関口、宮市など純然たるウィングは定着できず。というか日本人自体に…

Jリーグをろくすっぽ見ていない男がやるロシアW杯展望 #3 セントラルMF編

だんだん息切れしてきてます。そろそろ選出理由に「ウイイレで能力が高かったから」とかでてきそうです。 今回は中盤センター。どうでもいいけど、このポジションの呼び方って難しくない?なんか「ボランチ」っていう言い方がハマらなくなってきて、でも「セ…

Jリーグをろくすっぽ見ていない男がやるロシアW杯展望 #2 SB編

その2。サイドバック編。こことセカンドトップは良い選手がいっぱいおるわ。■RB 内田、酒井宏樹の2人が抜きんでているポジション。ザック政権下では森脇、駒野、徳永、西も呼ばれたが、年齢を考えてもブラジル後もこの2人が中心となるでしょう。そういやこ…

Jリーグをろくすっぽ見ていない男がやるロシアW杯展望 #1 GK・CB編

まだブラジルの組み分け抽選やったばっかなのに、もうです。まあザックジャパンのことはタメになるブログが色々書いてくれると思うし、組み分け的にも1次リーグ敗退の可能性もぜんぜんあるし。俺の中では、あとは流れでOKですみたいな感じに。なので暇つぶし…

マンチェスター・シティ 選手の思い出 その2

FW編その2■スティーヴン・エリオット アイルランド代表 6 January 1984 200?-2004シェイ・ギヴンの弟のような顔をしたアイルランド人。アイルランドの知らないチームからユースにぶっこ抜いたのだが、シティでは試合に出られず、アイルランド人大好きミック…

マンチェスター・シティ 選手の思い出 その1

僕がシティのファンになった2002/03シーズンから、1人1人、なるべく全選手の思い出を書いていこうと思う。 いつか見返したいだけで、とくに意味もないのだが。FW■ダレン・ハッカビー イングランドB代表 23 April 1976 2000-2003 ドリブルとオフサイドがトレ…

2013/14 マンチェスター・シティ 選手名鑑その2

SB #2 マイカ・リチャーズ 元イングランド代表 RSB/CB今や貴重なユースからの生え抜きで、2005年に17歳でデビュー。翌年18歳で代表デビューし、いきなりロッベンと渡り合う。07/08にはCBとして月間MVPも受賞し、こいつぁ新時代のシティのシンボルだぜ!!・…

2013/14 マンチェスター・シティ 選手名鑑

GK#1 ジョー・ハート イングランド代表 GK3年連続リーグ最多クリーンシートで代表正GKの座もがっちりの守護神様。 生え抜きっぽい感じだが、実はシュルーズベリー出身である。 サイズとジャンプ力、反射神経で何とかするタイプだが、スピードと飛び出しの判…

CL敗退濃厚

「あんなに豊富な戦力があって」と「シルバ以外ゴミ」は矛盾している。初めてのCLなので、まあそんなに気を落とすこともないんじゃない。リーグ頑張りましょう。 GS敗退チームが首位ってプレミアのレベルwwwwとか言う人はそんなに自分の好きなリーグのレ…

灯台下暗し:人材のプール

ガイナーレ鳥取がJ2昇格、米子北高校が09年のインターハイで準優勝、高円宮杯でベスト8入りしたこともあり、鳥取県のサッカーに対する注目が高まっている。かつて鳥取といえばサッカー不毛の地であり、鳥取出身のJリーガーも長らく塚野正樹氏一人だけだった…

今年の3冊【スポーツ編】

友人であるid:heitarosatoの呼びかけで、「今年の○冊」という企画をすることになった。「ジャパン」はなぜ負けるのか─経済学が解明するサッカーの不条理作者: サイモン・クーパー,ステファン・シマンスキー,森田浩之出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/03…

W杯招致失敗は“失敗”か

2018年と2022年のW杯開催地が、それぞれロシアとカタールに決まった。日本は後者に立候補していたのだが、カタールに敗れてしまった。この記事http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010120700611にもあるように、サッカー界からは“招致意欲が足りなかった”…

サッカーと放映権ビジネス

サッカークラブの主要な資金源である放映権料について、ニュースになる機会が少ないので取り上げてみる。 ブラックバーンがヴェンキーズというインドの家禽飼料メーカーに買収されるらしい。 http://www.independent.co.uk/sport/football/premier-league/in…

because you’re not dreaming-ブラックプールFCとは-

「頬をつねりたまえ、ブラックプール・ファンよ。夢じゃないんだから!」―BBC textlive ブラックプールが大方の予想を覆す戦いを見せている。 8試合を終えて3勝1分け4敗の10位、アウェーでは3勝2敗でなんとリーグ1位の成績だ。 10月3日には敵地アンフィール…

ケヴィン・デイヴィス初招集

BBCのフィル・マクナルティのブログ、「Capello rewards Davies toil」より。 ボルトン・ワンダラーズのFW、ケヴィン・デイヴィスが33歳でイングランド代表に初召集された。 Of course Capello is indulging in blatant short-termism with his choice of Da…

アカデミーが成功することの効用

古いが、2003年のIndependentの記事より http://www.independent.co.uk/sport/football/news-and-comment/bright-young-things-have-no-guarantee-of-glittering-career-594519.html <結論> ■「アカデミーを充実させること」はどのクラブも目指すべき目標…

的外れ補強選手権

イングリッシュ・プレミアリーグのボトム10のあいだで冬の移籍期間に行われる「的外れ補強選手権」はともすればビッグ4の間だけの関心ごとでしかない優勝争いよりもはるかに熾烈で、エキサイティングなものとなっている。 2007/08シーズンはダービー・カウン…

かつての「将来のスター」

ジョン・カーティスというサッカー選手の物語。(2003年の記事) http://www.independent.co.uk/sport/football/premier-league/curtis-savouring-new-lease-of-life-in-united-diaspora-581370.html (この記事はhttp://qoly.jp/に載る可能性がありますが、…