2015-01-01から1年間の記事一覧
ヴァーディーである。時代は今。 降格候補にも挙げられていたレスターを首位に押し上げ、自らはリーグ新記録の11試合連続得点。12月27日現在で15得点を記録し、得点ランクのトップに立っている。もはや「Jap」発言騒動もどこへやらといった風情。 これに対し…
マンチェスター・シティ無失点の5連勝と華々しいスタートを切ったが、結局いつものペレグリーニ・シティであることが判明。 定期的に大爆発炎上する守備と、定期的に大爆発炎上させる攻撃がトレードマークだが、後者は最近ただの弱い者いじめになってきてい…
2014年12月8日、シティ・フットボール・アカデミー(CFA)の使用が開始された。面積は32万平方メートル(ディズニーシーよりやや小さいくらい)、ファーストチームの練習用ピッチが4面、育成年代のピッチが12面、7,000人収容のスタジアム(女子チームとユー…
ここ数年、サイクルロードレースにはまっている。 目が離しにくいサッカーと違って、ダラッとしながら眺めるにはあんなに良いスポーツは無いのだが、選手の役割と脚質(能力ね)が判らないと今一つ楽しみにくいスポーツであることも確かであろう。 というこ…
市場が開く前、私は今夏の移籍に求めることとして、以下の3点を上げた。 1.ユース育ちの登用を含めた若返り、 2.新たな主力候補(候補で良い)になり得る大物の獲得、 3.大物外国人ベテランの放出 その背景にあったのは、これまた以下のような考えであ…
シティに関する記事で「あんなに獲得してFFPに引っ掛からないのか?」という疑問について書こうと思っていたのだが、サッカーとファイナンスについていつも素晴らしく判りやすい記事を投稿しているSwiss Rambleにドンぴしゃな解説が投稿されてしまった。Ramb…
この夏も精力的に動き、獲得費用は£111M。売却益*1を差し引いたネットの費用では£41Mとある程度落ち着いたが、それでも獲得費用、ネットともにシティに次ぐ2位である。 ファーガソンの最終シーズンだった2012/13シーズン以降、まんゆは比較的積極的な投資を…
サッカーにあんまり興味ない人々に「シティ?って有名なの?誰がいるの?(まんちぇすたー・ゆないてっどじゃないの?)」と尋ねられた際に困るのがシティファンの常なので、選手名鑑を書きました。写真の権利関係は、ほら、怒られたら取り下げるというやつ…
「何位になりそうか」はよくわからんので、「何位なら成功/失敗と見なすべきか」について、考えてみたいと思います。 【リヴァプール】 2013/14シーズンからこっち、話題を独り占めにしている感がある名門。「持ち上げるだけ持ちあげて、盛大に落とす。しか…
「何位になりそうか」はよくわからんので、「何位なら成功/失敗と見なすべきか」について、考えてみたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 イングランドサッカー界…
「何位になりそうか」はよくわからんので、「何位なら成功/失敗と見なすべきか」について、考えてみたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 【マンチェスター・シテ…
(Property Developmentは不動産部門) アーセナルはある意味ではこの上なく健全なクラブである。 まず、2003年から2014年まで12年連続で利益を計上している。サッカークラブは大体の場合損失を出すが、アーセナルは出さない。 次に、キャッシュフローも基本…
さて、ヤヤ・トゥレとコラロフの残留宣言と、ミルナーの移籍が決まった今日この頃であるが、今回の移籍市場および選手編成に対して個人的に望むのは、1.ユース育ちの登用を含めた若返り、2.新たな主力候補(候補で良い)になり得る大物の獲得、3.大物外国人…
「今、彼らはカイル・ウォーカーという右サイドバックを持っている。3年前に最優秀若手選手賞を取ったやつだ。セルヒオ・アグエロを押さえて。少し怪我が多いけど、まだ24歳で、肉体的にも頑健。スピードもあるし、守備もそう悪くない。半年前までは、カイル…
A Hundred Million Reasons I can give a hundred million reasons to build a barricade. あまり評価されなかったアルバム『Standing on the Shoulder of Giants』の最後の曲、『Roll It Over』において、リアム・ギャラガーはこう歌っている。 1億個とはい…
『みどりのろうごく』さんのこの企画を見て、イングランドについても「年代別のオールスター」を選んでみた。つまり、「各年代ごとに区切ったイングランド代表」。オリンピックに出ていないので、どうしても日本的な“○○世代”というときめきは無いのだが、も…
GK1 Joe Hart ジョー・ハート 1987.4.19 194cm83kg イングランド パワーと勇気だけが友達との噂も止まない、不動の正GK。リチャーズ移籍のためチームでは最古参。 昨シーズンは不調で一時サブに降格し、今シーズンもカバジェロが加入したことで定位置が怪し…
MF 6 Fernando フェルナンド 1987.7.25 183cm74kg ブラジル ポルトから£12mで引き抜いた守備型のボランチ。 守備を安定させる役として期待は高かったが、開幕早々の怪我、チームの守備戦術の未整備も重なり、ここまではやや期待外れとの評が大勢を占めている…
「やあ」 「やあ。君は誰だ?」 「誰でもいいさ。少し話があるんだよ」 「私には無いね。悪戯なら切るぞ」 「今から練習かい?」 「そうだ。もう切るぞ。今日は怪我人が帰ってくるんでね」 「こないよ」 「何だって?」 「あんたの大事なディアビのことを言…
さて、続編は個別のストライカーのディール(今回は獲得のみ)に対する評価である。 あの移籍は当たりだった、いや外れだった、と議論するのに何か尺度がほしいので、データをさっくり集めてみた。 基本的には、前編と同じく、「獲得時にかかったコスト」に…
このような記事が出ていた。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150118-00272442-soccerk-socc#_=_ 曰く、アブダビ化以来シティが行ってきたFWの獲得は”乱費“で、”費用対効果は驚くほど低い“そうなのである。 記事によれば クリスティアーノ・ロナウド(…
(This post cites the article from The Swiss Ramble: Manchester City - Roll With It) サッカークラブの財政についていつも参考になる記事をアップしてくれるThe Swiss Rambleが、シティについての記事を掲載していたので、一部翻訳してみた。 題名は「…
昨日Twitterでこんな表が流れてきた。J1についても、順位とコストパフォーマンスを散布図に落として、タイプ別に4グループに分けてみました。 pic.twitter.com/oad9r66u0H— たーぼ (@hare_no_kuni) December 30, 2014 2014年のJ1・J2について、営業費用と…