Jリーグをろくすっぽ見ていない男がやるロシアW杯展望 #3 セントラルMF編

だんだん息切れしてきてます。そろそろ選出理由に「ウイイレで能力が高かったから」とかでてきそうです。
今回は中盤センター。どうでもいいけど、このポジションの呼び方って難しくない?なんか「ボランチ」っていう言い方がハマらなくなってきて、でも「センターハーフ」ってイギリスだとCBのことだし、「セントラルミッドフィールド」は長いし。

北京世代にゲームメーカーが全然いなかったおかげで結局遠藤を4年引っ張ったこのポジションだが、より安定した戦いを求めるなら、もう少し運動能力の高い選手がほしいところ。


高橋秀人FC東京
ザックジャパンにはよく呼ばれているのに皆ほとんど見たことないという、クローザーという名のベンチの肥やし。日本には希少なアンカーで、スペースを埋めるのもうまいし、個人でのボール奪取もできる。最近はパスの引き出しも上手くなってきて、これで長いパスがもっと蹴れれば言うことなし。個人的には中盤の軸にしても良い選手だと思っている。関係ないけどイケメン、インテリ(相対的に)、キャラが不明ということで、実はすげー変態だったりしたらどうしようと思っている。


・山口蛍(C大阪
柿谷と一番べたべたしているということで、なんか女性人気が高まっているらしいロンドン五輪代表。ほたほたって言うらしいよ。運動量を活かしたボール奪取と前線への飛び出しに加えてカバーリングも上手く、猟犬タイプにもアンカーにもなれる。理想的にはパスの上手いアンカーと組ませるのがベストなんだろうが、守備に専念させても十分レギュラークラス。高橋とともに、代表の軸になってしかるべき存在。しゃべりはいつもふにゃふにゃしている。こういう関西の人いるよね。


米本拓司FC東京
岡田ジャパンにも呼ばれたんだけど、結局4年間大怪我していた印象しかない。猟犬タイプだが、パスも結構散らせるし、ミドルもある。でもとにかく怪我多いんだよなー。こないだ見に行ったときも、柿谷と接触してすぐ途中交代していた。普段見せる溌剌感が、よけい怪我とのギャップを感じさせて辛い。まず厄払いだな。


柴崎岳(鹿島)
鹿島の攻撃的MFってなんでこんなに扱いづらいんだろうね(けなしてません)。去年のJアウォーズで「正直この中に受賞に値する人間はいません」とか言い出して皆「お、おう」みたいな空気になっていたのをよく覚えている。ミケル・エチャリ氏の本では「ボランチではなく攻撃的MF(トップ下、みたいなニュアンスで)」「ボランチでは守備力がキツい」と言われていた。攻撃の才能があるのは良くわかったので、もっとマッチョになって万能型に成長してほしい。完全に俺の好みだが。


青木拓矢(大宮)
ボランチとしては体格が良く、ボール狩りに長けたBox-to-BoxなMF。パス出しもそこそこいける。ただこのタイプって、4-2-3-1だと使いづらい部分もあるよね。相方がレジスタだと守備が不安になり、アンカーだと展開力に欠け、という。大宮を出てレベルアップだ!と言いたいところだが、Jだとどこに移っても「ステップアップ感」が無くてな。


扇原貴宏C大阪
明日花キララと合コンしたことでお馴染みの左利き。うらやましいなおい。高身長・DF出身の割にボール奪取や空中戦が今一つなのは惜しいが、味方のサポートやボールの引き出しが上手く、展開力もグッド。まあイメージほどレジスタじゃないんですけどね。あと手足が長い。単体での守備力が上がればスタメンで使いたいレベル。


田口泰士(名古屋)
エチャリ氏の本でえらい褒められていたが、攻撃を組み立てるのが上手い印象。気が利いてる。今のように細かいパスをつないでいくスタイルを選択するなら、いると役に立ちそうな選手ではある。


磯村亮太(名古屋)
すまん、よく知らん。でもザック政権で1回呼ばれている。身長が高く、ユース年代ではCBもやっていた選手なので、アンカー型のMFとして期待している。なんか聞いたところによると、攻撃寄りだそうですけど。


青山敏弘(広島)
もう次は32。タイプ的には希少なロングパス一発型だが、広島仕込みの組み立ても上手い。ボールも奪える。でもほとんど使われないまま28。長く使えば、それなりに馴染んでいたと思うのだが。ただ息の長いポジションなので、まだまだチャンスはある。個人的には柿谷と同じチームになってロングパスボンボン通すところを見てみたいところ。


茨田陽生(柏)
ちょろっと見たことがあるだけだが、ボールの引き出し・展開が上手い感じ。ぜひ代表入りして、エジプト代表のアブデルアジス・バラダと対戦してほしい。



だんだん厳しくなってきたので、こいつも良いよ!というのがいたらぜひ教えてください。
柏の秋野とか、浦和の小島とか、良いらしいという噂は聞くけども、試合に出てないからなー。