2013/14 マンチェスター・シティ 選手名鑑その2

SB


#2 マイカ・リチャーズ
イングランド代表 RSB/CB

今や貴重なユースからの生え抜きで、2005年に17歳でデビュー。翌年18歳で代表デビューし、いきなりロッベンと渡り合う。07/08にはCBとして月間MVPも受賞し、こいつぁ新時代のシティのシンボルだぜ!!・・・・と思っていたらあんまり進歩しないまま25歳に。
もうとにかく怪我多すぎ。結局フルシーズン戦えたのって1回しかないんだよね。08/09。

スペックとしては進化はしていて、バカバカしいレベルの体力とスピード、フィジカルの強さを前方にも発揮できるようになり、パスさえ出してもらえれば攻めでがっちり働けるSBになっている。
足元はへろへろなので、スペース消されてボールを持たされると役立たず。ロンドン五輪の前とかそういう感じでしたね。

ちなみにCBとしては空間把握がアレなので、ジャンプ力の割にはクロス対応とマーキングが下手。SBとの間のスペースに侵入されてしまうことが多い。
そろそろサバに代わってレギュラーとってもらわないと、アーセナルに移籍という話がほんとになるっぽくて怖い。


#5 パブロ・サバレタ
アルゼンチン代表 RSB/(LSB)

昨シーズン便利屋から不動のレギュラーにクラスアップしたハゲ。
とにかく量で押すタイプ・・・と思いきや意外と攻めで細かいつなぎもできるので、シルバの太刀持ちとして良い感じ。クロスが下手なのがいまいちですけれども。

ただ守備の技術が拙く、スピードのある相手には弱い。タックルもなんというか、「動くもの全部蹴っとばす系統の中ではうまい方」なので、PKすれすれ。
セットプレーで相手を捕まえるのが下手なのも痛い。個人的にはマイカの控え&クンの世話役でいてほしいのだが。


#32 リース・ウォバラ
イングランドU20代表 RSB/CB

15歳まではウォルソールにいたが、一応ユース育ち。
DFラインならどこでもこなせるというスペックだが、ここ3年はレンタル先で主にRSB、たまにCB。
来年1月までドンカスターにローンということで、いきなりレギュラーに収まっている。
サバとマイカがいる限りどうにも居場所はなく、今年限りでおそらくおさらばでしょう。どこかで頑張れ、応援しているぞ。


#13 アレクサンダル・コラロフ
セルビア代表 LSB

1年に3回くらいすごいFKを決める人。ていうかそれだけの人。改良型ハビエル・ガリード
SBが全部攻撃型というのは、どうなんでしょうね。タッパはあるけど、ウィングバックだよね、この人。


#22 ガエル・クリシー 
フランス代表 LSB

アーセナル時代のクロスはどこにしまったんでしょうか。
体力とスピードとか、パス回しへの対応とかはさすがアーセナルのSBだなあと思うんだけど、今一つ深い位置からパスが出せないのと、守備がどうも。
FAカップ決勝でマクマナマンに蹂躙される様を見て俺からの信頼は下がりっぱなし。守備の1vs1と組み立てが解決できないと、エヴラやアシュリーのレベルには達せない。