今更選手名鑑 MF・FW編

MF


6 Fernando フェルナンド 1987.7.25 183cm74kg ブラジル
ポルトから£12mで引き抜いた守備型のボランチ
守備を安定させる役として期待は高かったが、開幕早々の怪我、チームの守備戦術の未整備も重なり、ここまではやや期待外れとの評が大勢を占めている。
猟犬タイプだがフェルナンジーニョよりはまだ腰が重いので、うかつな抜かれ方は少ない方。カバーリングでときどき大ピンチを防ぐ一方、ボールタッチは拙く大ピンチを招くことも。
フェルナンジーニョとの見分け方は、陰気そうなのがフェルナンド。




7 James Milner ジェームズ・ミルナー 1986.1.4 176cm70kg イングランド
とくにネタもないキャラクター、なんでもできるが特筆すべき武器が無いプレーから、”BoringMilner”というパロディアカウントがTwitterに出来てしまったが、そのおかげでようやくキャラが付いた感もあるサイドハーフ。本人はセンターでレギュラーを保証してほしいらしく、契約延長交渉が長引きに長引いている。
シルバやナスリのようなボールタッチはできないが、フリーランで味方にスペースを作るのは得意。守備もきっちり戻るため、相手が強いときは重宝する。
退屈キャラが嫌だったのか、最近DJパフォーマンスを覚えた。



8 Samir Nasri サミル・ナスリ 1987.6.26 178cm75kg フランス
歩く不穏当。常に一言多い上に、輪をかけてパッパラパーな彼女が要らないことばかり喋るため、インタビューのたびに敵が増えていく。
デシャン、アンリ、ガラスとフランス代表の大物にも喧嘩を売りまくっているため、恐らく今後代表に呼ばれることは無い。
シティでは主に両サイドハーフを担当。シルバの意図を一番最初に理解できるため、二人で崩しを始めることが多い。
こねくり回すのが好きなため、イングランドのファンには批判されることも。
ピッチ外ではヤヤとつるんでおり、最高にタチが悪いコンビを結成している。



15  Jesús Navas ヘスス・ナバス 1985.11.21 170cm60kg スペイン
セビージャで一時代を築いた右サイドハーフ。スピードを活かしてひたすら縦に抉ってクロスの一辺倒だが、それだけでスペイン代表に入っただけあり、物理的に無理そうな角度からでもきっちりクロスを上げてくる。
シティでは主にCKを獲得する機械。セビージャファンには見せたくない光景である。
視野角が15°くらいしかないため、縦を切られるとものすごいスピードで後方にドリブルし始める。同様の理由から、ヤヤとナスリからはあまり信用されていない。



18 Frank Lanpard フランク・ランパード 1978.6.20 184cm88kg イングランド
チェルシープレミアリーグ優勝3回、CL制覇1回を達成した大物。
チェルシーから放出されたところを「シティがアメリカに作ったクラブに移籍するけど、シーズン開幕まで半年シティに借りるね?」という体で加入した。
実態はそもそもシティとの契約だったことが明らかになり、2015年からはアメリカに来るものだと思っていた先方のファンは激おこだとか。そりゃそうだ。
ペレグリーニの信頼を得て、守備固めと攻撃強化の両方でよく途中出場している。
さすがに往年の力は無いが、十分すぎるほど戦力。



21 David Silva ダビド・シルバ1986.1.8 170cm67kg スペイン
常に安定してチャンスを作ってくれる、シティファン精神安定剤。彼を見ているだけでも試合を見た価値はあったと思わせる、ゼニ儲けができる選手である。
相手の隙間に入り込んでボールを受けるのが上手い。
意外とこすいタックルもするが、顔とイメージの良さからか、あまり非難されることは無い。



25 Fernandinho フェルナンジーニョ 1985.5.4 176cm67kg ブラジル
守備と攻撃がどちらもこなせ、守備範囲が広いといういわゆる8番型のボランチ。ブラジルW杯ではドイツに虐殺された上、ボールロストで5点目の原因になってしまい、今シーズンはしばらく心の傷を癒すのに時間がかかっていた。
守備範囲を活かしてヤヤをカバーしつつ、相手ゴール前での仕事もできる。
守備で迂闊に飛び込みすぎるのが難点。




42 Yaya Touré ヤヤ・トゥレ 1983.5.13 191cm90kg コートジボワール
圧倒的な性能と圧倒的な扱いづらさが特徴のボランチ
バルセロナから加入以来、攻撃性能は理不尽の域まで向上した一方、守備のやる気は恐ろしい勢いで低下しつつある。
ボールキープ、長短のパスを使い分けた組み立て、問答無用の決定力を持ち、不在時のチームは組み立てに苦労するが、いたらいたで使い方は難しい。
毎年春から夏にかけて怪しい代理人があることないことを吹かしまくることで知られており、昨年夏には「誕生日にケーキがもらえなかった」に端を発する退団騒動が巻き起こった。
なお先週、「トゥレちゃん生涯シティやで!」宣言を発表。山崎邦正をリスペクトしていくスタイル。






FW



10 Edin Džeko エディン・ジェコ 1986.3.17 193cm80kg ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
悪い日は片っ端からボールロストしていく上、切り替えが遅いのでイライラするが、好調時はポストから飛び出しまで多彩にこなせる万能型に変身。
エリア内では強く、脈絡なく点を取るので押し込んでいる試合では欲しい存在。
ボケっとしていて空気が読めず、カードをもらってまでシャツを脱いで見せたメッセージが下のようなものだったりする。



14 Wilfried Bony ウィルフリード・ボニ 1988.12.10 182cm88kg コートジボワール
W杯で日本から点を決めた身体能力の鬼。マークを外すのも上手く、スウォンジーでは得点を量産していた。
2015年1月の移籍マーケットで加入。先日デビューを飾るも、終始目が虚ろだった。



16 Sergio Agüero セルヒオ・アグエロ 1988.6.2 173cm70kg アルゼンチン
プレミアリーグの歴史上、90分当たりの得点率が最も高いというチームのエース。
瞬発力を活かした裏抜けか、ドリブルで持ち込んでのシュートを好む。
力任せに撃つ傾向が多いのが玉に傷。小さいので空中戦にはそもそもやる気が無い。
必ず怪我で長期離脱するので今シーズンこそはと意気込んでいたようだが、案の定年明けに膝を壊した。
メッシとは親友。ちょくちょくシティに誘っているようだが、逆にバルセロナに引き抜かれそうなので止めてほしい。



35 Stevan Jovetić ステヴァン・ヨヴェティッチ 1989.11.2 185cm79kg モンテネグロ
2013年の夏にフィオレンティーナから加入。チームでは唯一、MFとしても使えるFW。
短いパスとフリーランの組み合わせが好きな面子が多い中で、ドリブルで突っかけたり、浮き玉のスルーパスを多用してみたりと変わったリズムを持っている。
いつ見ても怪我をしており、今シーズンは開幕から好調を保っていたもののやっぱり途中で離脱した。中盤の穴埋めに走り回っており、個人的には好印象だったのだが。
そのせいもあってか、ボニ加入後はCLの登録メンバーを外されてしまい、表だってペレグリーニを批判。
交換要員で売り払われるとの予想が大勢である。