2015/16 マンチェスター・シティ 選手名鑑


サッカーにあんまり興味ない人々に「シティ?って有名なの?誰がいるの?(まんちぇすたー・ゆないてっどじゃないの?)」と尋ねられた際に困るのがシティファンの常なので、選手名鑑を書きました。写真の権利関係は、ほら、怒られたら取り下げるというやつ。




【GK】

◆1 Joe Hart ジョー・ハート 1987.4.19 194cm83kg イングランド代表 

10代の頃にシュルーズベリーからやってきたGK。07/08シーズンに正守護神の座を掴み、その後アブダビ資本で獲得したシェイ・ギヴンに一度はポジションを奪われるも、バーミンガムでのローンを経て実力で定位置を奪い返した。イングランド代表の正GKでもある。
クラブへの忠誠心も深く、第3キャプテンかつチーム随一のバカとしてチームを支える。持ち味は頭上のクロスへの力無い猫パンチと、スタンド目がけて一直線に飛んでいくロングフィード


密閉された車内で放屁を敢行するも、キャプテンガンギレ。
D




ヤーヤー!ヤーヤー!!ヤーーーーヤーーーー!!!!!ヤーーーーーーーーヤーーーーーーーー!!!!!
ヤァァァァァァヤァァァァァ!!!!!

    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´) < ヤーヤー!!!
       `ヽ_つ ⊂ノ

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◆13 Willy Caballero ウィリー・カバジェロ 1981.9.28 185cm83kg アルゼンチン代表


サビオラダレッサンドロコロッチーニ、フリオ・アルカらとともにワールドユースを制したGK。
実力はリーガ時代に証明済みだが、ハートを押しのけるほどでもなく、シティではほとんど出番が無い。
第2GKに適当なのを置いておくと大事なところで困る、というのはファビアンスキと愉快な仲間達が教えてくれたことだが、それにしても少々勿体ない気はする。




◆29 Richard Wright リチャード・ライト 1977.11.5 188cm89kg イングランド代表 


それなりの経歴、ホームグロウン適用、出番が無くても文句言わない、ベン・アフレック似という第3GK界のペレ的存在。
高身長、高収入の独身37歳。今年もおじさんは週給10,000ポンドでスタンドを温める。真面目に言うと、コーチ業にも積極的だそうで、そのままコーチに就任するのも良いかもしれない。





【CB】

◆4 Vincent Kompany ヴァンサン・コンパニ 1986.4.10 191cm85kg ベルギー代表


獲得した頃はもっさりしたアンカーだったが、DFラインにコンバートされて以降、2010年代のプレミアリーグを代表するCBとして名を上げた。11/12シーズンのリーグMVP。
しかし昨シーズンは金属疲労が祟ってか、出場すればファールと致命的なミスを連発、「アウェーのストーク戦の方がバルサより難しい」と発言してバルサにボコられるなどの凡ミスを繰り返し、今やファンフォーラムで「疫病神」「予約済みのイエローカード」とまで評されるようになってしまった。しかし「ストークの方が難しい」て、どういう料簡だよ。ストークも困るだろ。
頻繁にポジションを離れて相手を潰しに行くスタイルは、心身両面のコンディションが崩れれば即座にチームの時限爆弾。チームの守備組織の拙さもあるが、今シーズンはプレースタイルの適応を期待したい。


◆26 Martin Demichelis マルティン・デミチェリス 1980.12.20 184cm78kg アルゼンチン代表


マラガ時代からペレグリーニの寵愛を受けるDFラインめちゃめちゃコントロールおじさん。緻密なライン操舵で山ほどオフサイドを取っていく。
ぶっちゃけ、勝手にポジションを離れるコンパニよりも、エゴが無いマンガラの方が組みやすそうである。
スピード不足やポカを指摘されつつも、シティでは最も頼れるCB。えらくふてぶてしいパス出しで組み立てにも貢献する。
得意技は自分の凡ミスで迎えた大ピンチを救ってくれたハートに「お前が悪いんやで」みたいな顔で小言を言うこと。


◆20 Eliaquim Mangala エリアキム・マンガラ 1991.2.13 187cm74kg フランス代表


バッファローのようなタックルと小鹿のようなパス出しが特徴のCB。3,200万ポンドという大金を費やして獲得したが、1年目は不安定なパフォーマンスが目立った。
デミチェリスとコンパニが自分を過信するタイプなのに対し、マンガラは徹底的に自分に自信が無く、慎重に行こうとし過ぎてミスをするタイプ。ボール持った時オドオドし過ぎ。
あの身体で空中戦にさほど強くないのも、恐らくは闘争心があまり強くないせいかと推察するところ。
とは言え昨シーズン最終盤は徐々に安定し始めていたので、成長に期待。ジエゴ・コスタを叩きのめしたポテンシャルを常時発揮してほしい。


◆28 Jason Denayer ジェイソン・デナイエル 1995.6.28 184cm70kg ベルギー代表 


アンデルレヒトから引き抜いた若手CB。昨シーズンはセルティックにレンタルされ、リーグ優勝に加えてベストイレブンと最優秀若手選手賞に選出された。
さらにベルギー代表にもデビューしてフランス代表相手に活躍してしまい、今や代表監督のヴィルモッツが「あいつが慌ててるところなんて見たことがない」とか、元代表で大分に在籍していたスターレンスが「彼はヴァランに匹敵する選手」とか囃し立てたため、すっかりファンの期待値が上がり切ってしまった。お前らマジでいい加減にしろよ。


実態としてはスプリント力と無鉄砲なボールの持ち出しなど見るべきところはあるものの、ポジショニングとカバーリングに難あり、うかつに裏を取られるシーンも多い。
正直現状でいきなり主力級の働きを期待するのはお互い不幸な結果しか招かないので、長い目で見守っていきませんか。


◆30 Nicolas Otamendi ニコラス・オタメンディ 1988.2.12 183cm81kg


バレンシアから£31.7mで引き抜いたCB。昨シーズンはリーガのベストイレブンに選ばれたらしい。とりあえず、めっちゃ生肉食いそう。





【RB(右サイドバック)】


◆5 Pablo Zabaleta パブロ・サバレタ 1985.1.16 176cm70kg アルゼンチン代表


右SBのレギュラーを務める自律思考型猟犬サイボーグ。トレーナーのシルバ氏が手綱を握っている試合での攻撃力はリーグ随一。
中外自在のフリーランで最近流行りのトレイラーゾーン、英語で言うところのChannelを攻略する。外を回ってなんぼ!の日本のSBには見習ってほし・・・いや、まあ、いい。
燃料が頭髪なのは公然の秘密である。シティファンからの信頼は絶大。


◆3 Bacary Sagna バカリ・サニャ 1983.2.14 176cm72kg フランス代表


昨シーズン、アーセナルからフリーで加入した右SB。フランス代表ではレギュラーだが、シティではサバレタがいるので控え。
とは言え守備力はサバレタより信頼されており、バルサ戦等相手が強い試合ではスタメンを務めることもある。攻守で役立つ空中戦の強さもあり、もっと上手に活用できるのではないかと個人的には思う次第。
今シーズンはサバレタのコンディション不良もあり、開幕からレギュラーに抜擢され、好調を維持している。嫁はゴージャスな美人だが、水着はなんていうか、金太郎リスペクトスタイル。





【LB(左サイドバック)】

◆11 Aleksandar Kolarov アレクサンダル・コラロフ 1985.11.10 187cm80kg セルビア代表


人呼んでAK47セルビアロベカル、といういかにも日本人が好きそうなあだ名の左サイドバック
とんでもないスピードと曲がり方のクロスが最大の持ち味だが、攻撃の局面では常にいてほしい場所にいるポジショニングの良さも魅力。ちなみに守備ではいてほしい場所に大体いない。
常にしかめっ面だが、祝福力はチーム随一。遠い場所からでも祝いに来てくれる。



◆22 Gaël Clichy ガエル・クリシ 1985.6.26 176cm63kg フランス代表 


昔サッカー雑誌の原稿書きみたいな仕事をしていたことがあるのだが、その頃からクリシについて何か書くとき、私はいつも「フランス人なのにホームグロウン適用」と書いている。
アーセン・ヴェンゲルお得意の「10代のフランス人たぶらかし」で育てられた選手だからだが、それ以外はあんまり特徴が無いというか、キャラが無いのだな。今一つ。

アーセナル時代にはベストイレブンを取ったこともあるので総合的にはプレミアでも上位クラスのサイドバックだが、コラロフのように判りやすい武器はない。
ただアーセナル育ちだけあってボール扱いは安心できるし、スピードある攻め上がりとクロスでサイド攻略にも活躍はしてくれる。あと、アーセナル出身にはありがちなのだが、空中戦にはとっても弱い。




【CMF(中盤センター/ボランチ)】

◆6 Fernando フェルナンド 1987.7.25 183cm74kg ブラジル


ブラジルコンビの陰気そうな方。ボールを絡め取る姿から「蛸」の異名を持つと評判のボランチだったが、1年目はどっちかというとプレーの質がタコだった。
無理目なボールに喰い付いては交わされるシーンが目立つ。ボールを持ったときの慌てっぷりはシティのテクニシャン勢にあるまじき水準だが、昨シーズンは一回攻め上がってアウトサイドで目玉が飛び出るような高精度のクロスを上げており、あの一瞬だけ中身がクアレスマだったのではないかと私の中で話題。
守備型ボランチだが、ぶっちゃけ守備固めではあまり使われない。




◆25 Fernandinho フェルナンジーニョ 1985.5.4 176cm67kg ブラジル代表


ブラジルコンビの陽気そうな方。一人で潰せて相手も交わせ、パスも正確ミドルも強いというスーパーボランチ。レオシルバの強化版のような男である。
昨シーズンはブラジルW杯での虐殺が響いてか、微妙なパフォーマンスに終始したが、今シーズンは開幕から全開。割と危ないファールが多く、こないだはジエゴ・コスタにエルボーをキメて殺されかけていた。



◆42 Yaya Touré ヤヤ・トゥレ 1983.5.13 191cm90kg コートジボワール代表


とっても扱いづらいキング・オブ・アフリカ。体躯を活かしたボールキープと前を向いたら止められないドリブル、ガードごと吹っ飛ばす理不尽シュートにはライオンキングな風格が漂うが、ちょっとすばしこいやつにドリブルで仕掛けられたときの対応はナマケモノ級に鈍い。まあナマケモノ、アフリカにいないんだけどさ。

そんなヤヤのパフォーマンスを左右するのは愛。Loveである。昨シーズン序盤は(一昨年)あれだけ優勝に貢献したのに扱いが悪い!愛が無い!!と騒いで低調なプレーに終始したが、アフリカネイションズカップで離脱した際に全くチームが勝てなかったことで「やっぱりヤヤがいないとダメだ」という空気が蔓延。サポーターの愛を取り戻し、それなりに復調した。
今シーズンはW杯もネイションズカップも無く、万全の体調でCan you feel the love tonight出来るであろうか。



◆18 Fabian Delph ファビアン・デルフ 1989.11.21 174kg60kg イングランド代表


名門リーズ育ちのセントラル・ミッドフィールド。いわゆるボランチ
リーズから移籍して苦節5年、ようやくアストン・ヴィラの中心に成長し、昨シーズンの残留劇を支えたが、シティからのオファーに対して一度断ってファンを安心させてからの、急遽翻意して加入。蛇蝎のごとく嫌われる結果となった。まあ当然だが。



というかスターリングよりよっぽどひどいことをしている気がするが、スターリングが注目を集めたせいでさほど取り上げられておらず、色々考えるとスターリングの移籍で一番得をした人物ではないだろうか。
「彼の忠誠心には感動した」と方々で言い回っていたシャーウッドは思いっきりコケにされた形になってしまったが、許すらしい。大した男である、シャーウッド。人としては。


守備も出来るし、いかにもイングランドの中盤っぽいスピードのある(訳:勢いだけの)攻撃参加もあるのだが、こう、有り体に言ってシティでプレーできるような選手かしらという疑問は残る。
ホームグロウンだし、安いし、獲っておいても損は無かろうという空気は感じなくもない。ホームグロウンは一応足りているので、獲らなきゃ死ぬというわけでもなかったのだが。


今のところ、左サイドの守備要員としても考えられているようだ。



◆36 Bruno Zuculini ブルーノ・スクリーニ 1993.2.2 178cm72km アルゼンチン


2014年に加入した若いアルゼンチン人。中盤の底からゴール前まで良く走るボランチで、イングランド向きには見える。3センターの右やってそうというか。
見えるというのは公式戦で出たことがほとんど無いからで、昨シーズンはプレシーズンマッチで活躍し、バレンシアにレンタルされたものの、ほっとんど試合に出られずに1年が終了してしまった。
完全に上位互換のフェルナンジーニョがいるため、出番があるのかは非常に疑問である。







【AMF(攻撃的MF/サイドハーフ)】


◆8 Samir Nasri サミル・ナスリ 1987.6.26 178cm75kg フランス代表


相手を舐め腐った、かったるそうなプレーが特徴のサイドハーフ。本人はトップ下が好きで、どこで起用されようがすぐ真ん中に寄って来る。


かつては同僚ギャラスに「あいつチームでハブられてっから」と陰口をたたき、リポーターをサノバビッチと罵り、かの松井大輔に「死ね」と吐き捨てるなど行く先々でやりたい放題やっていたが、最近では妙に悟った雰囲気を出しており、業界のご意見番みたいなポジションになりつつある。バートンといい、この手のチンピラがご意見番に落ち着く減少はなぜ起こるのだろうか。代わりに彼女が「デシャンはバカ」と騒ぎ、ナスリが宥めるみたいな茶番スタイルに移行した。


昨シーズンは12月限定でスーパーナスリに進化したが、バルサにボコボコにされて意気消沈。以降殆ど起用されなかった。
今シーズンはデブルイネ加入の噂で出番が危ぶまれている、というか売られるだろと誰もが思っていたのだが、今のところ残留。リードしている時間帯に出てきて、タルそうに時間を潰すタスクを担う。




◆15  Jesús Navas ヘスス・ナバス 1985.11.21 170cm60kg スペイン代表


右サイドでボールを受けて、縦にドリブルしてクロス。それしかやらない。シティ1シンプルな業務フローの男。業務コンサル泣かせである。
押すと爪楊枝が摘まめる、キツツキの爪楊枝ホルダーがあるが、

(こういうやつ)

人類でアレに一番近い男なのではないだろうか。


イギリス中のDFにプレースタイルが露呈しているため、ドリブルで仕掛けても大体CK獲得に終わるのだが、バルサのDFだろうが19歳の名前も知らない若手だろうが、常に同じ結果なのはある種才能である。
ドリブルは抜けないし、クロスとシュートが残念、CKはさらに残念ということで、シティファンからはあまり人気が無い。デブライネ加入で割を食うのはナバスだと誰もが思っている節がある。
個人的には、ナバスのように、一人くらい単純なプレーをする選手を置いておいた方が良いと思うのだが。シルバの邪魔はしないし、守備にも走る。何より、ナバスがダメな日は右サイドの攻撃は死んでいるが、相手の左サイドも大体死んでいるのだ。相手のLBを道連れに試合から消える男ナバス。僕はスタメンを支持したい。


◆21 David Silva ダビド・シルバ1986.1.8 170cm67kg スペイン代表


みんな大好きシティサーの姫。シルバに怪我をさせた選手は2試合の出場停止と100時間の社会奉仕活動が義務付けられれば良いと思っているシティファンはたくさんいるが、本人はカウンター潰しのこっすいファールが得意である。
スペイン代表では脇役だが、シティでは押しも押されぬ大黒柱。今シーズンは得意のトップ下に固定され、守備の負担が軽減するものと思われる。
ただし、一人で勝手にプレスを掛けては後ろが連動してなくて不満顔、みたいなシーンを良く見るので、ボランチとの連携はきちんと取ってほしいところだ。




◆7 Raheem Sterling ラヒーム・スターリング 1994.12.8 168cm68kg イングランド代表


リヴァプールから駄々コネまくって移籍。もう、どこに行ってもブーイング。リヴァプールファン、かどうかは知らんが、人種差別を含んだ誹謗中傷メールが本人はおろか彼女にも届きまくったという。
しかし、どうも説得が難しそうだと見るや否やOB連中が昭和のサラリーマンみたいな説教をカマして出鼻を挫き、手塩にかけて育てた若手の主力選手を失う事実をあっという間にファンの頭から消し去って£44mをせしめて代役を補強、というリヴァプールの手腕。鮮やかと言わざるをえまい。


ピッチ内ではあっさりチームにフィットした。今まで居なかった、スピードがあってタッチライン際でプレーできる左ウィングなので、シルバやアグエロにスペースを供給してくれるのが良い。
あとボールキープ上手いのね。リヴァプールは凄い選手を育てたもんだという感慨を新たにしている。まあ途中まではQPRにいたのだが。



◆27 Patrick Roberts パトリック・ロバーツ 1997.2.5 167cm58km イングランド


フラムから今年獲得した若いウイング。イングランドのメッシ、という胡散臭いニックネームが有るとか無いとか。
サッカー選手として有能かどうかはさっぱりわからんが、とりあえず最高に素っ頓狂なドリブルをしているので、Youtubeで見る分には楽しい選手だと思われる。
正直トップチームに入れておいても出すとこがあるようには思えないが、一応背番号はもらっている。







◆17 Kevin De Bruyne ケヴィン・デブライネ 1991.6.28 181cm68kg ベルギー代表


本当に来てしまった。何でそこまでして欲しかったのかよくわからんが、獲得費用は£55mとお高い、昨年のブンデスリーガMVP。2015年夏の目玉第3弾として加入。世が世ならジダンを買ってお釣りがくる額である。
チェルシー時代から凄い凄いと騒がれる割に私が見た試合では全然活躍しないので、全く知らん間に大物になってしまった。
高校のときパッとしなかった奴が大学と社会人でやけにオラつき始めて高校時代も俺イケてたよねみたいなノリで絡んできたような、そんな感じがする。


しかも聞くところではトップ下が本職だというではないか。せっかく築かれ始めた攻守のバランス、デブライネ一人のために失ってほしくは無いのだが。
とりあえず、さすがは£55mだ、というところを見せるまでは「ナスリに毛が生えたやつ」として扱いたい。



【ST(ストライカー)】

◆16 Sergio Agüero セルヒオ・アグエロ 1988.6.2 173cm70kg アルゼンチン代表


ハムストリングさえ言うことを聞けばシーズン20点は堅い、チームの大エース。小さい割にキープ力は圧倒的で、ボールさえ足元に入れば大体なんとかする。
意外とGKとの1vs1を外すので、あれよく考えたらアグエロが決めてたら勝ってたんじゃないのという案件もあるのだが、指摘を受けることはあまりない。
レアル・マドリー様が買いたいと仰り出さないように、日々祈りと生贄を捧げるのがシティファン日課である。





◆14 Wilfried Bony ウィルフリード・ボニー 1988.12.10 182cm88kg コートジボワール代表


鬼のキープ力と空中戦に加え、フリーになるのも上手いプレミア屈指のストライカー。が、シティに移籍して以来怪我は多いわ出番は無いわで存在感は薄い。
今シーズンはジェコとヨベティッチの移籍によって、控え1番手の地位が約束された。


ブラジルW杯では森重と吉田麻也を惨殺。気持ち悪いくらいムキムキ。





◆72 Kelechi Iheanacho ケレチ・イヘアナチョ 1996.10.3 187cm77kg


U17ワールドカップのMVPを獲得したナイジェリア人の18歳という、サッカー界屈指に伸び悩みそうな肩書きを持つ若手FW。
エッジが立ち過ぎてないヌワンコ・カヌーというか、やや引いたところでボールを捏ねるのが好きで、スルーパスのセンスもある。
すでにプレシーズンマッチでは結果を出しており、今シーズンは第3FWとしてそこそこ出番はありそう。アヘ顔感のある名前に要注目。