FAカップチェルシー戦@エティハド


完勝でリベンジ成功。決定的なチャンスは一度も作られず。同じようにホームで負けた試合と比べてどの辺が違うかというと以下のような感じかと。

チェルシーの前プレがそもそもゆるかった。日程的な有利はあったと思われる。とはいえ年末年始はもっときつかっただろという気がしなくも
・ハビガル復帰によって中央できちんと潰せる選手が戻ってきた。やはりデミさんだとスピードで振り切られますから。あとボール持った時もハビガル史上最高の出来だったので、前回のようにヤヤさえ見てればという形がなかった。
・サイドのスペースを意図的に閉じ気味にしていた。とくにサイドバックは自重し、カウンターの種を潰していた。
・放り込まれたときに強いレスコットがナスタの代わりに入ったことで、チェルシーの押し返しを防げた。

前回もコラロフのクロスなどチャンスはガンガン作れていたので、やはりメンバーが揃えば優勢に試合を進められるくらいの力関係ではあるかなと、チェルシーに対しても思います。



■パンティリモン:6.5
イヴァノヴィッチのクロス処理に少々慌てるも、その他は安定。というかあんまり出番なし。

サバレタ:7
攻め上がりを自重し、アザールを完封。守備でもきっちり役に立つというのがさすがで、前半戦はエバートンのコールマンが評価高かったですけど、やはりリーグでベストと言えば彼ではないかと。それかイヴァノヴィッチ

■コンパニ:7.5
攻守に完璧。とくに組立のパスが相手のMFラインをスルーしてバシバシ決まり、あなたそんなの出来ましたっけという。まあ力任せな部分もありますけど。

レスコット:7
ハイボールにもグラウンダーにもきっちり対応、ボールを持ったら変な色気出さずに可及的速やかに一番近い味方に渡す、という良い時のレスコが復活。チェルシーが狙ってこなかったのも幸いしましたが。

■クリシ:7
一点目の起点になったパスは見事。守備でも機敏さを活かしてコラロフより安定しているところを見せたので、ようやく復調してきたか。と思ったらバルサ戦はまあ、アレでしたけど(前がコラロフだからどうしょもなかったというのもあるが)

ハビ・ガルシア:8
えっこれホントにハビガル?みたいな。バラハを改造手術して中身入れ替えたんじゃないかみたいな。毎回これができたらスタメンもありまっせ。

ヤヤ・トゥレ:7
マッチョなダヴィド・ルイスがDFラインに下がったのも功を奏して、中盤を制圧。ヤヤにスペースとシンプルなタスク与えたら、そらこうなるという。

ミルナー:7.5
鬼のプレスバックでアザールからボール取りまくり。こういう仕事させるとほんと輝くな。

■シルバ:8
攻守に文句なし。ボールを自分のものにするのが上手いので、守備でも効くという。あと2点目のFWっぽい動きはさすがスペインでゼロトップやってるだけはありました。

ヨベティッチ:7
1点目はお見事。ジェコとコンビ組むと、ジェコが複雑なことしなくなるのでとても良い。

■ジェコ:6.5
ジェコ史上最高じゃないかと思わせるポストの収まり具合。からのしゃれたスルーパス。でも後者は次の試合でやったら普通に引っかかる気がするので、おとなしくポストしといてください。

■ナスリ:6.5
予想を大幅に上回る復帰スピードでしょっぱなからフィット。シルバが過労死するとこだったので、助かる。

■ナバス:6
覚えてない。